石川博康 気象予報士
「前線の南下によって、21日から22日は山陰地方も大雨となるおそれがあります。そこにさらに、台風14号から変わった温帯低気圧がUターンしてきて、22日にかけ山陰地方へ近づく予想となっています。台風から変わった低気圧ですので、降水量の潜在パワーは通常の低気圧よりかなり強力だと言って良いと思います。
前線で雨が降っている時に、この温帯低気圧が通り過ぎれば、そのタイミングでさらに雨が強まる可能性があります。
前線の南下、温帯低気圧の進路など、予想が変わる可能性もあるため、最新の情報を確認するようお願いします」

大雨に備え鳥取県は県民に対し最新の気象情報を確認し、避難情報が出た場合は早めに避難するよう呼び掛けています。

また水路や田んぼの様子を見に行かないこと、冠水した道路に車で入らないことなどを注意喚起しています。

さらに市町村に対し誰一人逃げ遅れることがないよう避難の情報発信を早めにすることなどを求めています。