福島県教育委員会が行った教員の勤務実態調査で、中学校の教員のおよそ3割が、「過労死ライン」とされる月80時間を超えて時間外勤務をしていることが分かりました。
この調査は、県教育委員会が県内の市町村立学校や県立高校、175校の教員を対象に行いました。その結果、「過労死ライン」とされる月80時間を超える時間外勤務を行っている教員の割合は、中学校が27.9%と最も高く、次いで高校が13.8%、小学校が8.6%、特別支援学校が3.1%でした。
県教育委員会が目標に掲げている0%を達成できたのは、特別支援学校の校長とすべての学校の養護教諭のみで、教育委員会では「教員の負担軽減や部活動の上限時間の順守に向けて対策を検討していきたい」としています。














