JR東日本は9月19日午前8時過ぎから、東北新幹線の東京ー新青森間の上下線で運転を見合わせていると発表。その約3時間後。午後1時12分にJR東日本は、安全の確認がとれたとして運転再開したと発表しました。
運転の見合わせは午前8時7分ごろ、東北新幹線はやぶさ・こまち6号が宮城県大崎市の古川駅を出発して約6キロ進んだ場所で、連結している車両が分割して停車したため発生。JRは車両点検を行った結果、脱線はしていなかったということです。

はやぶさ6号には約200人、こまち6号は約120人の計約320人が乗車していましたが、けが人などは確認されませんでした。
乗客によりますと、新青森駅で駅員は「きょう動くかどうかわからない状況。
旅行日程があるなら変更した方がいい」と話をしていたということです。
このほか、上越・北陸新幹線は現在、平常通り運転しています。

<JR東日本の発表>
東北新幹線はやぶさ・こまち6号 車両分割について
発生日時:9月19日午前8時7分
発生場所:東北新幹線 古川~仙台駅間(宮城県大崎市)
列車:はやぶさ6号・こまち6号
<概要(午後1時12分の最新発表情報)>
東北新幹線は、8時7分頃、古川~仙台駅間で発生し車両点検のため上下線で運転を見合わせていましたが、安全の確認がとれたため13時12分に東京~新青森駅間の上下線で運転を再開しました。
その他、上越・北陸新幹線は平常どおり運転しています。
<概要(午後0時15分までの発表情報)>
8時7分ごろ、東北新幹線はやぶさ・こまち6号は古川~仙台駅間で連結している車両が分割して停車したため車両点検を行っています。はやぶさ号・こまち号共に脱線はしていない確認が取れました。当該列車の停車位置は古川駅を発車して約6キロ進んだ地点です。
なお、はやぶさ6号は点検が完了しました。こまち6号も点検が完了しました。現在、お客さま救済のため仙台駅まで速度を落として運転を行っております。
はやぶさ6号は約200人・こまち6号は約120人のお客様が乗車中です。車内の空調は正常に動作しています。11時現在、緊急停車によりお怪我をされたお客さま、体調不良のお客さまはいらっしゃいません。現在、当該列車に乗車中のお客様の救済を検討しています。
このため、東北新幹線は東京~新青森駅間の上下線で運転を見合わせています。運転再開見込みはわかり次第おしらせします。
その他、上越・北陸新幹線は平常通り運転しています。