日本でも企業や自治体などで徐々に導入が始まっている「週休3日制」。そのメリットと日本ならではの課題は?

「週休3日制」イギリスで法案提出へ

接客業(30代)
「週休3日制ほしい。いいなと思います。働くのがすべてじゃないと思うし、家族の時間を大切にしたいと思う人は多いと思う

在日タイ大使館職員(40代)
「(週休3日だと)病院通ったり、ジム通ったりできる。でも毎週毎週(3日休み)だと、仕事は終わらないと思います

ヨーロッパを中心に法制化や試験導入が進む「週休3日制」。イギリスでも、スターマー政権が「週休3日の促進」を盛り込んだ法案を、10月にも議会に提出する方針です。

イギリスメディアによりますと、1週間の合計の勤務時間は変えずに、1日当たりの働く時間を増やす方法が検討されています。

人手不足の介護現場救う?

人材不足にあえぐ現場でも「週休3日制」は注目されています。

新潟県にある特別養護老人ホームでは、職員の1日の労働時間を2時間延ばし、週4日勤務に。その結果…

愛宕福祉会人事部 馬込正利 部長
「なかなか採用難な中でも、週休3日制の事業所への応募は、週休2日制の事業所よりも圧倒的に多い」

さらに、離職率も5%台に下がり、平均と比べても低い水準になったということです。

週休3日を選べる制度は、大手企業を中心に広がりはじめ、千葉県や茨城県などの自治体でも導入されています。

「無理が生じる」「分散できない」課題も…

主なパターンは3つ。「総労働時間を変えずに1日休みを増やす」という方法。他には、労働時間が減った分、給与も減るパターンや、労働時間が減っても給与は維持したまま、というパターンもあります。しかし…

IT関係(50代)
「自社でやっている仕事ならいいですけど、請負とかで仕事をやった場合は回さないといけなくなると、やっぱりどこかで、お客さんから言われたら、(週休3日だと)無理が生じる」

経営者(40代)
「うまく人を集められないと、出来る人に仕事が集中してしまうのでは。分散をうまくできないんじゃないか」