山口県の周南市文化振興財団で、1億5000万円あまりの使途不明金が発覚している事件です。

18日に開かれた元経理担当の男の裁判で、男は社債の残高証明書を偽造した罪で新たに起訴された内容を認めました。



有印私文書偽造・行使の罪で追起訴されたのは、周南市文化振興財団・元職員の男です。

起訴状によると男は、財団保有の社債が株式に転換され、その株式の評価額が取得した金額を下回っていたことからこれを隠そうと企てました。

2021年と22年の会計監査時、社債の残高証明書を偽造し、会計監査の監事に提出したとされます。

地裁周南支部で開かれた裁判で、男は追起訴について「間違いない」と起訴内容を認めました。

検察は冒頭陳述で、財団の資産運用をしていた男が3000万円分の社債が株式に転換され、評価額が下がったことの発覚を免れるため、過去の残高証明書を切り貼りして偽造したことを明らかにしました。

また、男は財団の預金口座の残高証明書を偽造した罪でも裁判を受けています。

財団を巡っては、元職員の別の男も財団の金をだましとった罪で公判中です。