山口県では萩市須佐で35.6度を観測するなど、18日も「最も遅い猛暑日の記録」が更新されました。

県内有数のダイコンの産地、萩市の千石台。今シーズンの出荷量が減少し、新しい苗の育ちも悪くなっています。


千石台出荷組合 三戸雅人 組合長
「この辺は全部生えとるはずだが、歯抜けになっている。今は多く見えるが、半分以下しか生えていない。10アールあたりで4000~5000本出るが、2000出たらいいくらいかと思う」

三戸組合長の畑の一部では、7月の終わりから8月にかけてまいた種がうまく芽を出しませんでした。

育っているのは半分程度とみられるそうです。

ダイコンは種をまいてから2か月ほどで出荷できる大きさになりますが、芽を出す前や芽を出しても育たないものが多くありました。

雨が少なかったことや高い気温、強い日ざしによる高温障害が原因ではないかと見ています。



千石台出荷組合 三戸雅人 組合長
「残暑…残りの暑さじゃない。ずっと夏ばっかりといういう感じで、びっくり。今まで経験したことがない暑さ」

千石台大根は9月から秋の出荷が始まっていますが、出荷量は去年の半分以下でサイズもやや小ぶりだということです。

作付けの時期をずらしているため11月以降、おでんの時期には例年通りの出荷を見込みますが、サンマの時期の出荷は少なくなりそうです。

一方で秋の味覚ブドウは、梅雨明けに雨が少なかったため、今シーズンの出来は上々でした。



岩国市海土路町の松宮ぶどう園は、40ヘクタールほどにおよそ20の品種を育てています。今月13日に観光のブドウ狩りが始まりました。



暑さの影響は、ほとんどなく梅雨明け以降、雨が降らなかったことから今シーズンの出来は上々だということです。

松宮ぶどう園 松宮榮昭 社長
「暑さというよりも雨が全く降らなかったことが、ブドウにとってはいい結果を及ぼしている。長雨が降ると実が急に太って割れるが、そういうことが全くない。非常にカラッとした天候だったので、色づきもよく仕上がった」

水は自動的に適量を与えて、みずみずしい果汁を保ちます。

またブドウの葉が日よけとなり、園の外よりは涼しさを感じることができます。



ブドウ狩りはそろそろ終了で、予約注文もすでに完売しているということです。