■事件の概要は

判決を受けたのは、福島県郡山市の無職の男(31)です。

判決によりますと、男は今年5月、山形市内の入浴施設の近くの山の中に身を隠し、望遠レンズ付きのカメラで入浴中の女性や着替え中の女性合わせて44人を撮影。また、岩に似せたカメラを使い露天風呂を盗撮し、撮影によって児童ポルノを作成したとされています。

これまでの裁判で男は起訴内容を認めていて、動機について「女性に対する興味・知的好奇心を満たすためだった」などと話していました。

検察側は男が捜査の中で「1000人以上を盗撮した」などと供述したことにふれ、男の犯行について「計画的且つ常習的で悪質」「再犯の可能性が高い」として
懲役2年を求刑しました。