東京オリンピック™の女子ボクシング金メダリストの入江聖奈さんによる「推しカエル教室」が9月15日、静岡県沼津市の「あわしまマリンパーク」で開かれました。カエルを愛してやまない入江さんから、さまざまな「カエル語録」が飛び出し、会場を沸かせました。

「スペシャル講師でございます。入江聖奈さんです」
「こんにちは」

あわしまマリンパークに登場した入江聖奈さん。2021年、東京オリンピックの女子ボクシングで史上初の金メダルに輝きました。大好きなカエルを学ぶため、大学院に進み生態学の研究をしています。

世界のカエルを飼育しているあわしまマリンパークが入江さんとコラボし、入江さんの「推しカエル」を紹介する教室を初めて開きました。

<社長>
「お名前。じゃあ教えてもらっていいですか」
<入江聖奈さん>
「この子はステルツナーヒキガエル」

教室では、入江さんが独自の視点でカエルの生態や他の種類にない魅力を説明。参加した子どもも、入江さんの熱量に負けていません。

<社長>
「オタマジャクシって、カエルは湖の中にいるイメージですけど、このシリーズっておんぶする。何でなんですか?」
<三島市から参加の少年>
「雨がたくさん降るけど、水溜まりが熱くてすぐ蒸発するから背中に乗せる」

続いて、「カエル館」に移動です。

<入江聖奈さん>
Q.このカエル館、中はどうですか?
「完璧以外、言葉が出てこないです。(環境を)再現している感じとか、カエルのことを考えている人が飼育してくださっている感じとか。楽しそうですよね、カエルたちも」

59種類、200匹以上のカエルに囲まれた入江さん、ユニークな紹介が続きます。

<入江聖奈さん>
「(コバルトヤドクガエルは)レジェンドです。カエル界の」
「“カエル界の大谷翔平”じゃないですか、あまりにも有名すぎて」

入江さんの説明を聞きながらエサやりなどを体験して、初めての推しカエル教室は終了しました。

<入江聖奈さん>
「世界的にカエルが少なくなってきているので、こうして触れ合える場所は貴重だと思いますし、カエルを守るにはどうしたらいいかを考える人が増えると、カエルにとってハッピーな世の中になるのではないか」