北九州空港で進められていた貨物の積み降ろしに使用される施設の増設工事が完了し、4日、落成式が開かれました。

落成式には、福岡県の服部知事や北九州市の北橋市長らが出席しました。「貨物上屋」と呼ばれるこの施設は、貨物の積み降ろしや荷さばきのために使われるもので、今回、広さ1240平方メートルの第2上屋が増設されました。

これにより取り扱える貨物量はこれまでの約2・4倍となります。北九州空港は国際貨物の需要が年々高まっていて、昨年度の貨物取扱量は前年度から約1.4倍増加しています。増設された第2上屋は今月中にも本格的な運用が始まる見通しです。