子どもの食事づくりのヒントにつなげてもらおうと、子育て世代を対象にした幼児食に関する講座が開かれました。

鹿児島市のなかまっちで開かれた幼児食の講座には、未就学児を育てる親6人が参加しました。成長に合わせた食事の作り方や短時間で簡単につくるテクニックが紹介されました。

(栄養士 今村純子さん)
「かつお節のだしの取り方、急須の茶こしにかつお節を1パック入れてだしを取る」

参加者からはご飯を食べない子どもに関する相談が寄せられました。

(2児(2歳・2か月)の親)
「好き嫌いがある。何をやっても食べない。どうしたもんか」

(栄養士 今村純子さん)
「どのくらいだったら食べられるか自分で決めさせて食べさせる。スプーンを変えたらいい場合も。小さな皿にいっぱいだと多いと思う、大きな皿にちょっとのせるとこれだけかと、同じ量でも見た目で違ってくる」

参加者にとって子育ての悩みを共有し、新たな発見の場になったようです。

(2児(2歳・2か月)の親)
「弁当箱に詰めたら食べていたので、また食器を変えてみようと思う」

(2児(5歳・10か月)の親)
「食材そのものの味がしっかり感じられるものを選ぶよう気を付けている」

(栄養士 今村純子さん)
「子どもたちに食べてもらって褒めるのが大事。食べることの基礎をつくる時期なので、いろんな食べ物の体験をしてほしい」

なかまっちでは子育てについての相談を毎日受け付けています。