7月の記録的な大雨で大きな被害を受けた酒田市の大沢地区で、きのう、地元の児童たちが地域のシンボルを型づくるライトを山に設置しました。

今年は復旧への願いを込めて、心のこもった希望の灯りとなりました。



きのう朝、酒田市大沢地区の大沢コミュニティセンターに地元の児童たちが集まっていました。

阿部彩人さん「これから大沢地区が復興していくことにむけてのシンボルになるとも思うのでぜひ皆さんの力も合わせてライトの点灯を成功させたい」

7月、大沢地区では記録的な大雨で荒瀬川が氾濫し、橋が崩落したほか、民家に土砂が流れ込むなど大きな被害を受けました。

いまも復旧作業が続けられています。

そこで今回、地域で毎年行われている取り組みに、復興への願いをのせることになりました。

地域の魅力発信に取り組む大沢コミュニティ振興会が2018年から行っている取り組みは、大沢地区の山を「大」の文字に刈り込み、そこにLEDライトを設置して大文字(だいもんじ)のライトアップを行うものです。

きのうは、ライトを設置する、木々を大文字に刈った山の斜面を目指し、児童たちが登山に挑みました。