(自民党岩手県連 岩崎友一会長代理)
「県民の皆さまの期待を裏切ってしまったこと、また政治の不信を招いたことにつきまして県連としておわびを申し上げます。大変申し訳ございませんでした」

一方、今回の補選の引き金となった広瀬氏を擁立した自民党県連は、この戦いから早々に撤退を表明しました。
2022年、岩手県内で30年ぶりとなる参院議席を自民党にもたらした広瀬氏は、公設秘書の給与を国からだまし取った詐欺事件を巡り、8月に辞職しました。

(自民党岩手県連 臼澤勉 幹事長)
「候補者の擁立を見送る方針について了承いただいたところであります」

広瀬氏が事件発覚直後に離党したとはいえ、県連は批判の矢面に立つことになり、補選での「不戦敗」を選択しました。