今も働く側には転職の自由があり、解雇の規制緩和は「企業経営者には魅力的でも、雇用される側からはとんでもない話だ」とし、父親の小泉純一郎政権のもとで派遣労働が拡大されたことを挙げ、「親子2代で雇用を非正規化しようとしている。日本人の一生に安定感を与えないということだ」と批判しました。

また、ライドシェア完全自由化で地方の移動を改善するとの主張も、「東京に住んでいる人の感覚で全国制度を作ってもらったら困るという典型」で、地方のタクシー会社が潰れ、いざ呼んでも誰も来ない事態になりかねないとしました。
そして有力な自民党総裁候補の主張だが、「これを入れ知恵した人の言うことを聞くのは危険だとアドバイスしたい」と皮肉りました。