『廣岡揮八郎の三田屋』のブランド名で兵庫県内でステーキハウスを5店舗運営する会社「三田屋」。ハムの製造販売では百貨店に直営店を構える。ここの元従業員が訴えるのが、創業者一族の男性役員によるパワハラだ。今回、取材班は内部音声と文書を入手。過酷なパワハラの実態に迫った。
「暴言は繁忙期なら日常茶飯事」元従業員が語る10年以上にわたるパワハラ
【録音された音声】「帰れや!帰れ!ボケ!」
響き渡る怒号。これは、「三田屋」の社内で発せられた、40代の男性役員のものとされる音声だ。
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元従業員Aさん(44)は実際にこの罵声を浴びせられるなど、10年以上にわたって男性役員からパワハラを受けてきたと話す。
(Aさん)「普通に『その年でそんなことをやって恥ずかしくないのか』とか『帰れ』とか。よく『お前らなんかいなくても会社は存続できる』とか。暴言は繁忙期なら日常茶飯事。ありすぎて逆にないほうが違和感があるという感じ」
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Aさんは2006年、兵庫県を中心に『廣岡揮八郎の三田屋』というブランド名でステーキハウスの運営などを行う三田屋に入社。2011年からはハムの製造工場で勤務することになったが、当時、工場長を務めていたのが問題の男性役員だった。
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書類や検品などに不備があった場合のほか、業務に関係がない指示に従わない場合も怒号が飛んだという。
(Aさん)「(工場内には)カメラがどの部屋にもついていて、(男性役員の指示が)インカムで聞こえたら返事。最初は手を挙げるくらいだったが、『3回まわれ』とか『ジャンプしろ』とか。カメラ越しに面白い映像をほしがっている。こちらが『嫌です』と言っても『やれ』と言われるので。『そっちのほうが大事や』とか言われたら、それは従わざるを得ない」














