各地で地震の被害が相次ぐ中、2011年の長野県北部地震で被災した栄村を10日、善光寺大勧進の栢木寛照(かやきかんしょう)貫主(かんす)が訪れ、防災などを願いました。
震災復興祈念館に響く読経。
2011年の県北部地震で被災した栄村に、善光寺大勧進の栢木貫主が初めて訪れました。
善光寺大勧進・栢木寛照貫主:
「これだけの被害が出た場所でありますから一度お伺いして、これからの村民の平安と繁栄を願いたいと思いました」
13年前、震度6強の揺れに見舞われた栄村。
村によりますと、200棟余りの住宅が全半壊し、10人が重軽傷、3人が災害関連死に認定されました。
今年1月の能登半島地震では、栄村でも震度5弱の揺れを観測し、当時のことを思い起こした住民もいます。
村民:
「(県北部地震の当時は)家が崩れるんじゃないかと思うくらい揺れました」
「また地震起きたらどうしようと思います」
村民:
「そりゃ心配はあるね。いつまた襲ってくるか分からないからね。そういう恐怖感はある」
祈念館は、甚大な震災被害を後世に伝えようと8年前に建てられ、県内外からの復興を願うメッセージや被災地のパネルなどが展示されています。
今年に入っても全国で地震の被害が相次ぐ中、栢木貫主は、県北部地震の犠牲者を供養し、防災などを願いました。
善光寺大勧進・栢木寛照貫主:
「写真見せてもらったり、寄せ書きも読ませてもらったり、大変だったなというのが分かる」
「(話を)伝え聞いただけで肌で感じるものもありました」
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