今シーズンのインフルエンザワクチンの出荷が観音寺市のワクチンメーカーで始まりました。

インフルエンザワクチンの出荷が始まったのは、観音寺市のBIKENグループです。バイアルタイプとシリンジタイプの2種類で、きょう(9日)は今シーズンの出荷量の約1割にあたる量が出荷されました。国内で使われるインフルエンザワクチンの4分の1以上を担うBIKENグループでは、今シーズンに備え、2月からA型とB型それぞれ2種類4株が入ったワクチンの製造を行ってきました。

(BIKEN製剤部 高原日出夫部長)
「我々が出荷するワクチンが無ければ日本の公衆衛生環境が悪くなっていくと、そういう使命感を持って日々やってます。日本全国で使っていただいてインフルエンザを少しでも抑えることができれば」

10月から医療機関で予防接種が始まるインフルエンザワクチン。出荷は10月一杯続きます。