文化庁の審議会はきょう、奈良県明日香村などの飛鳥時代の遺跡「飛鳥・藤原の宮都」を、世界文化遺産の候補地として推薦することを決めました。文化庁は、再来年の登録を目指すとしています。
推薦が決まったのは「飛鳥・藤原の宮都」で、中国や朝鮮半島との緊密な交流のもと日本列島において初めて生まれた古代国家の宮都の遺跡群です。
「飛鳥・藤原の宮都」の遺跡群は、奈良県明日香村などの6世紀末から8世紀初めにかけての飛鳥時代の文化財からなり、天武天皇や持統天皇の宮殿があったとされる飛鳥宮跡や壁画が見つかった高松塚古墳など22の遺跡などが構成要素として盛り込まれています。
今後、政府は9月末までにユネスコに暫定版の推薦書を提出し、来年1月31日までには正式な推薦書を提出する見通しです。
順調に進めば、2年後の世界遺産委員会で登録の可否が審査される予定です。
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