かつては「マーダーボール(殺人球技)」と呼ばれた激しいコンタクトスポーツ「車いすラグビー」。パリパラリンピックで日本代表が初めて金メダルを獲得。表彰式でキャプテンの池透暢選手がメダルを天に向けて掲げた理由とは?障害の重い人も"装甲車”を乗りこなし、勝利に貢献するチーム戦の魅力を手作り解説でお伝えします。
車いすバスケから発展

車いすラグビーは、2000年のシドニー大会から正式種目となりました。
日本代表は徐々に力をつけてきましたが、前々回のリオ・前回の東京大会では銅メダル。今回初めて決勝に進出し、さらに悲願の金メダルを獲得したのです。

車輪が外れるほどの激しいタックルもあり、かつては「マーダーボール(殺人球技)」とも呼ばれていた「車いすラグビー」ですが、「車いすバスケットボール」を発展させたスポーツとして1977年にカナダで考案されたものです。














