優秀な乳用牛を決める審査会が7日青森県七戸町で行われ、県内の酪農家が育てた35頭が出品されました。

県乳用牛共進会は、乳用牛が健康で質の良い牛乳を生産するために必要な、体形の改良具合を比較展示するために行われていて今年で18回目になります。7日は県内で生産された35頭の乳牛が、年齢や妊娠経験の有無で分けた8つの部門で審査が行われ、審査員が牛の体の形や骨格のバランス、発育状況などを細かくチェックしていました。

※審査員
「ご覧のとおり顔の品であったり、首の薄さ、肩から中躯、後躯への移行の良さ、尻の構造、非常に素晴らしいグレードを持っております。特に前乳房の付着の強さ、乳房の底面の水平さという四乳区のバランスというものも非常に優れていると判断しました」

このあと、それぞれの部門で1位になった8頭で決勝戦が行われ、グランドチャンピオンが決められました。今回出場した酪農家は、来年北海道で開かれる乳用牛のオリンピック「全国ホルスタイン共進会」を目指します。