仙台市内で栽培された完熟の果物を新鮮な状態で運び販売しようという、果物輸送の新たな取り組みがきのうから始まりました。

若林区のJRフルーツパーク仙台あらはまでは、150種類以上の果物や野菜を栽培し販売しています。

6日は、完熟状態で収穫された梨やイチジク、それにブドウのあわせて35キログラムが物産展が行われる北海道のJR函館駅を目指し、配送業者の車に積み込まれました。

輸送にはゆうパックと新幹線が使われ果物はおよそ20時間後には函館に到着し販売されます。

仙台ターミナルビル フルーツパーク実現プロジェクトリーダー 佐藤啓央さん:「完熟のよりおいしいものをお客様に食べてもらうことに注力している」

仙台ターミナルビル フルーツパーク実現プロジェクトリーダー 佐藤啓央さん

この取り組みでは、物流の簡素化による果物の品質を維持した輸送・販売が期待されています。