新潟市の学生らが初めての稲刈りに挑戦しました。刈った稲は、食用米ではなくあるものに生まれ変わります。
稲刈りを行ったのは新潟市の野島晶子 副市長と新潟大学と新潟県立大学の学生5人です。

ただ、収穫された稲は食用米ではなく「資源米」です。

【記者リポート】「収穫したこちらのお米、ゴミ袋に生まれ変わるんです」
新潟市は2050年までに二酸化炭素の排出を実質ゼロとする「ゼロカーボンシティ」を目指していて、植物を原料としたバイオマス プラスチックの利用を進めています。そこで市は、県産の資源米を原料としたごみ袋を昨年度から導入。

コメが10%配合されているライスレジンで作られていてこれまでより二酸化炭素の排出を10%抑制することができます。

【大学生は】「おコメが食だけじゃなくて環境面でも良いところがあると初めて知ったのでいい体験になりました」

【大学生は】「ごみ袋を触ったときも手触りがいつものごみ袋と違うなというのがあったので」
【野島晶子副市長】「市民の皆様にも知ってもらって地球温暖化の取り組みを始め、環境の問題に対する意識が広く広まっていったらいいなと思います」

今回収穫したコメは、来年度以降20リットル容量の指定ごみ袋として販売されるということです。