新潟県佐渡市で5日、野生復帰に向けて慣らす訓練を行ってきた1歳から11歳までのトキ7羽が大佐渡山地に設置された仮設ケージに5日、移動されました。

天敵対策がされたケージ内でおよそ2週間飼育することで、この場所に慣れさせ、放鳥後もトキが定着することを狙っています。

佐渡自然保護官事務所　篠﨑さえか 首席自然保護官
「無事に移動できて大変安心しております。こちらでの飼育が始まりましたので、きょう（5日）から22日まで安全に飼育できるように我々も務めて参りたいと考えております」

放鳥は今月22日を予定していて、これまでに佐渡で放鳥したトキは、合わせて507羽となっています。