指名手配されたブラジル国籍の夫が犯行の発覚を遅らせようとしていたことがわかりました。
今年8月、堺市東区で荒牧愛美さん(29)と長女のリリィちゃん(3)を殺害したとして、ブラジル国籍の夫バルボサ・アンデルソン・ロブソン容疑者(33)が8月31日に殺人容疑で指名手配されました。
愛美さんは8月21日までに殺害されたとみられていますが、22日の夕方に愛美さんの携帯電話から親に「体調不良なので来ないでほしい」といった趣旨のメールが送られていて、バルボサ容疑者が2人を殺害した後で発覚を遅らせようとした可能性が高いとみられています。バルボサ容疑者は犯行後の8月22日夜にすでにブラジルへ向けて出国しているということです。
今後の捜査について犯罪捜査に詳しい近畿大学の辻本典央教授に話を聞きました。
(近畿大学 辻本典央教授)
「容疑者が海外に逃亡したという場合は、海外の警察の協力を仰ぐ必要があります」
また、日本が協力を要請して現地でバルボサ容疑者が捕まったとしても、死刑制度がある日本への引き渡しは拒絶され、現地の法律でしか裁かれない可能性があるといいます。
(近畿大学 辻本典央教授)
「ブラジルの(刑法によって)裁判所で処罰を求める『代理処罰』というやり方で解決するということがよくあります。最終的にはその代理処罰を求めていくということが予想される」
警察はバルボサ容疑者の国際手配も視野に入れています。
(情報提供先:黒山警察署・捜査一課 072-362-1234)
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