コロナ禍で厳しい運営を強いられる子ども食堂を支援しようと、大分県がクラウドファンディングを始めました。別府市出身の今宮健太選手もサポートしています。

子ども食堂は無料または格安で子どもたちに食事を提供する場で、大分県内に96か所あります。コロナ禍で感染対策やスタッフの確保など運営側の負担が増えています。こうした子ども食堂を支援するため、県はクラウドファンディングを開始しました。目標額は400万円で、昨年度は目標額を超える善意が寄せられたということです。

(県こども・家庭支援課・馬見塚浩二さん)「寄付金はふるさと納税と同じように確定申告において控除の対象にもなっているので寄付へのご協力をお願いします」

今回は別府市出身のプロ野球ソフトバンクの今宮健太選手も支援を表明。公式戦で打ったヒット1本につき1万円をシーズン終了後にまとめて寄付するということです。

(福岡ソフトバンクホークス・今宮健太選手)「子ども食堂の運営費を確保するためにクラウドファンディングを行っています。僕もこの活動を応援しています。ぜひみなさんもよろしくお願いします」

クラウドファンディングは11月30日まで実施され、県社会福祉協議会を通じて子ども食堂に寄付されます。