
地震の発生で踏切を渡っていた車が揺れで線路内に落ち、走ってきた列車と衝突・脱線したという想定です。
参加したのはJR東海の職員や警察、消防などおよそ100人。

職員がレールを確認。車両から「避難はしご」を使って誘導したり、駆けつけた救助隊員が、列車内からタンカで重傷者を搬送する訓練などを職員と連携して行いました。
そして…
(記者)
「脱線した車両を、ジャッキを使ってレールの上、5センチほどまで持ち上げたあと、レールに戻す作業が行われています」


脱線した車両1両を、およそ1時間で線路に戻す作業手順などを確認する職員たち。
JR東海はこうした訓練や設備のメンテナンスを行い、しっかり備えるとしています。