「全国かかし祭」の始まり

「全国かかし祭」の始まりは1971年。

クラスごとにかかしを作り田んぼに展示し、競い合うイベントがきっかけで誕生した。

その後、新型コロナウイルス前の2019年まで毎年開催され、その年の世相を反映したかかしなどが多くの人々を笑顔にした。

新型コロナが蔓延した影響により、2021年以降は「かかし展示9days」として、食べ物の販売などを行わずかかしの展示のみが行われていたのだが、そのイベントも終了することに。

なぜ終了?

およそ50年もの歴史があり、風物詩となっていたイベントがなぜ終了することになったのか。

祭りを主導してきた上山観光物産協会によると、少子高齢化による作り手の不足などでかかしの出品数が減少したことが理由だという。

多いときで、およそ600体ものかかしが展示されていたが、近年出品数は減り、去年は73体だった。

過去のかかしを一挙に紹介!

TUYには、過去の祭りの映像がたくさん残っている。

”あんな”かかしや”こんな”かかし。「全国かかし祭」の終了に際して、”祭りの名物”とも言える世相を反映したかかしを一挙に紹介していく。

まずは去年展示されたかかしから。