富山に秋の訪れを告げる越中八尾『おわら風の盆』…。開幕を前に去年9月に取材した映像を再構成してお届けします。コロナ禍が落ち着きを見せたこの年、規模を縮小しながらも開催され、去年を上回る19万人が訪れました。(2023年の取材を再構成してお届けします)
富山市八尾町で300年以上受け継がれているおわら風の盆は、立春から数えて二百十日の台風到来の時期に、風封じを行い、五穀豊穣を願う行事とされています。ことしも前夜祭や深夜の街流しがない「小さなおわら」となりましたが、初日となった1日は11の町で輪踊りや街流しが行われ、訪れた人たちは、美しい所作に見入ったり写真におさめるなど、思い思いにおわらの情緒を楽しんでいました。


おわら風の盆は3日が最終日です。