96年の歴史で積み重ねたモノ

一戸課長「昭和3年(1928年)製の車両で、動態保存されてるのは珍しい。貴重な存在ですが、弊社では屋根のない所での保存になっているので劣化が目立っていて、それを少しでもきれいにできたらという思い」

「モハ 71形」の修繕に必要な費用は最低でも450万円。熊本電鉄は、費用をクラウドファンディングで集めることにしました。

一戸課長「クラウドファンディングを成功させて、車両もきれいな状態で、これからも末永く残していきたいと思っています」

寄付すれば、車両を貸切っての撮影会に参加できるなどのお返しがあります。

そしてスタートからおよそ1か月、寄付受付の最終日のきょう30日(金)、目標金額を達成しました。

今年で「96歳」になるモハ71形。9月にも修繕を始め、修繕した後は北熊本駅の構内で客を乗せて走るイベントなどに活用する予定です。