秋の風物詩は台風が重なる可能性…

一方、開催期間中に、台風が最接近する見通しの「おわら風の盆」。“坂の町”では、台風対策がおこなわれていました。

西町の住民:「飛ばされたらまずいということで、とりあえず看板は付けない状態で、まだ準備段階という感じです」

おわら風の盆にあわせて毎年、設置している商店街の協賛看板は、強風で倒れてしまう恐れがあるため、 設置を見送っています。

各町では夜の町を彩るぼんぼりについても一度設置したものを撤去したり、設置を遅らせたりする対応がとられていました。

西町の住民:「飛ばされるとまずいので一応“棒”だけ立てている状態です」「晴れてくれればと思うんですけど…」

おわら風の盆行事運営委員会によりますと、現時点で中止は考えておらず、町流しについては、晴れ間を見ておこなうか、公民館の中で踊りを披露するなど各町での対応を求めているということです。