気象庁ホームページでは、台風への備えとして以下のように呼びかけています。

≪非常用品の確認≫
▼懐中電灯
▼携帯用ラジオ
▼救急用品
≪非常用食品の確認≫
▼乾パンやクラッカー
▼レトルト食品
▼缶詰
など最低3日分
≪水の確保≫
▼飲料水(1人1日3リットル)
▼生活用水として風呂にお水を張る
≪室内の安全対策≫
▼窓ガラスに飛散防止フィルムやテープを貼る
▼カーテンやブラインドを下ろす

防災システム研究所所長 山村武彦氏:
特に今回の台風で窓ガラスがかなり割れているということですので、窓ガラス対策は非常に重要です。内側からシールドのように養生テープを貼ったり、ダンボールを貼り付けたりなどで飛散防止の役に立つ。
ただし小石とか、木の枝などの衝撃的な飛来物で割れる可能性があるので、厚手のカーテンを内側に締めて、カーテン同士をクリップで留めて舞い上がらないようにする。
なおかつ、窓から離れて過ごすことも大事です。

◆停電に備え携帯などを充電しておく
◆現金を用意する
◆ペットボトルを凍らせる(破裂の恐れがあるため水の量は8割ほど)
防災システム研究所所長 山村武彦氏:
(凍らせたペットボトルは)熱中症対策にもなりますし、溶けても飲み水に使えますからね。
こういった状況になると急に物を買いに走る方もいらっしゃるんですけども、そうすると物がなくなってしまいます。今自分の家の中のものを集めてみると、もらいもののクッキーなども含めて、結構水や食料があるんです。
ですから一旦集めてそれを基本としながら、本当に必要なものがあったら買えばいいという考え方です。「集める⇒ためる⇒集める」が、キーワードですね。
これほどコロコロ進路が変わる状況だとすると、こまめに情報が変わったり、天候が急変する可能性もあるわけですよね。
ですからそういったことを覚悟した上でいろいろな準備をする。
ただ緊張状態ってずっと続かないですから、「悲観的に準備して楽観的に暮らす」ということが大事だと思いますね。
コメンテーター 高橋みなみ:
私もある程度、家にあるものをかき集めてみました。私が今やってないのは窓にテープを貼ることだけだったので、夫と相談したいなと思っています。
コメンテーター 副島淳:
下手したら1分1秒で刻々と状況が変わってくるので、本当に早め早めの行動・対策ですね。
(ひるおび 2024年8月29日放送より)