能登半島地震で被災した子どもたちを元気づけようと宮城県亘理町の地域おこし協力隊員が31日、石川県能登町でスケートボードの教室を開催することになりました。
亘理町地域おこし協力隊 松本崇さん:
「被災した子どもたちに何か自分たちの得意分野で笑顔にすることはできないかなと思いました」

スケボー教室を開催するのは、亘理町の地域おこし協力隊員、松本崇さん、石塚佑太さん、菅原悠翔さんの3人です。29日、3人は町役場を訪れ、山田周伸町長に抱負を語りました。

松本さんたち3人は、亘理町内のスケートボードパークで定期的にスケボー教室を開き、子どもたちから好評を得ています。松本さんたちは、能登半島地震で被災した子どもたちを元気づけたいとスケボー教室の開催を提案し、亘理町が石川県能登町に派遣することを決めました。

亘理町地域おこし協力隊 菅原悠翔さん:
「僕たちが何かできるタイミングが今回あったので、行かせていただくという気持ちです」

亘理町地域おこし協力隊 石塚佑太さん:
「スケートボードを知らない人たちもいっぱいいると思うので、けがしないようにスケボーを教えたい」

能登町でのスケボー教室は31日開催される予定で、3人は30日、現地に向けて出発するということです。