最強クラス台風10号 フェリーを守る鹿児島湾の“戦い”過去最強クラスの勢力で県内を縦断した台風10号暴風雨の中、船を守る緊迫の映像が届きました。
「風がごうごうと音をたてています今朝2時頃、風速は40mを超えました」
台風を避け鹿児島湾の沖合に避難している種子島航路のフェリー「プリンセスわかさ」船内の映像です。
台風が来た際、フェリーを岸壁につけていると、船体が岸壁にぶつかり、破損するおそれがあります。これを避けるため、船は沖合に避難するのです。
沖合でいかりを下ろして停泊する選択肢もありましたが、今回のような大型の台風の場合は、その風圧でいかりが効かなくなる恐れもあると判断。いかりが効かなくなると、台風の暴風下で、乗組員が甲板にでていかりを巻き上げる作業をすることになります。乗組員の生命と船を守るため、船長は「船を動かし続ける」選択をしました。
上床剛船長「勢力の強い台風は低速で航行するのが安全だと判断し現在は錦江湾の北側を航行してます。夜間、非常に強い雨や風で経験したことのない大きい台風だと実感しています。」
最強クラスの台風10号。湾内とはいえ、猛烈な風と、白波が1864トンの船体を揺らします。
台風が過ぎ去るまでプリンセスわかさの乗組員は24時間態勢で船を守る活動を続けていくということです。
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