パリオリンピックに出場したホッケー女子日本代表・さくらジャパンの2人の岩手県人選手が28日IBCを訪れ、大会結果を報告しました。

IBCを訪れたのは、ホッケー女子日本代表でともに岩手町出身の及川栞選手と田中彩樹選手の2人です。


さくらジャパンは、パリオリンピックの予選リーグを1勝4敗とし、決勝リーグ進出はなりませんでした。
それでもオリンピック初出場の田中選手は、開催国フランスとの第4戦で3大会ぶりの勝利を上げたことに手応えを感じていました。

(田中彩樹選手)
「完全アウェーではあったんですけど、1点をしっかり守りきって12年ぶりの1勝をあげられたことがすごく大きな一歩になったのかなと思います」

またオリンピック2大会連続出場の及川選手は、この価値ある1勝を2030年のホッケーW杯の日本招致につなげたいと意気込みます。

(及川栞選手)
「次世代を担う人たちに色んな方向から自分ができる活動の仕方で、色んな伝え方をしていきたい」

及川選手と田中選手は今後も現役を続け、及川選手はホッケーの地位向上のための活動、田中選手は4年後のオリンピック出場を目指します。