企業の進出が著しい岩手県北上市で、鉄鋼の大手加工メーカーが東北の拠点と位置付ける工場が完成しました。

完成した工場は静岡県に本社を置く鉄の総合商社、アイ・テックの北上D・M・Cです。
28日行われた竣工式で、大畑大輔社長が「新たな挑戦をする工場として北上を拠点に飛躍していきたい」と決意を述べました。

北上市和賀町の後藤野工業団地に、およそ82億円をかけて整備された工場では建築、土木、製造業向けに月4500トンの鋼材の加工を行います。
アイ・テックにとっては国内12番目の工場で、産業集積が進む北上を東北の拠点と位置付けています。

この工場は11月に本格稼働する予定です。