
今年6月時点の全国のコメの在庫量は156万トンで、統計のある25年間で最も少なくなっています。
県内でも6月時点の在庫量は去年より300トン少ない2200トンです。
去年の猛暑でコメが割れ、収穫量が減ったことや地震や台風に備えた買い込み需要が発生したことなどが在庫量が少ない要因と考えられています。
こうした中、北杜市白州町のコメ農家では、東京など全国の消費者からの問い合わせが相次いだため、例年より作業を1週間ほど前倒しし、きのう収穫したコメの精米がきょう行われていました。

望月農業センター 望月茂喜代表:
「『消費者のもとに早く届けたい』という思いがありますから一週間早く刈りましたね」