2024年5月、静岡県焼津市の海岸で男性を海に投げ入れ、死亡させた罪に問われている男2人の初公判が開かれ、2人は起訴内容を認めました。
重過失致死の罪に問われているのは、静岡県焼津市の解体作業員の男(21)と静岡県藤枝市の現場作業員の男(21)です。

起訴状によりますと、2人は2024年5月15日午前0時ごろ、焼津市鰯ケ島の海岸で、当時20歳の男性を溺れることが予見できたにもかかわらず、海に投げ入れ、溺死させた罪に問われています。
静岡地方裁判所で8月27日に開かれた初公判で、被告2人は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

検察は「被告人らは水泳能力などを確認せずに、男性を海に投げ入れ救護措置を講じなかった。『男性が自ら海水に転落した』と事実とは異なる説明をした」などと指摘しました。