宮崎県都城市を拠点に活動しているチンドン屋「宮崎花ふぶき一座」が、8月、およそ4か月ぶりにイベントを開催しました。
チンドン文化を発展させようと活動を続ける女性座長を取材しました。

3か月間 活動停止「もっと練りこんで人に見せるという時間を作りたい」

都城市を拠点に活動しているチンドン屋「宮崎花ふぶき一座」。
軽快なリズムで太鼓をたたいているのが、座長の宮田わかなさんです。

(宮崎花ふぶき一座 宮田わかな座長)
「お客さんが満足して『やっぱり楽しかったな』って笑顔になって帰ってもらえるように頑張りたいと思う」

太鼓や派手な衣装で商品やイベントなどの宣伝を行うチンドン屋。

「宮崎花ふぶき一座」は南九州唯一のチンドン屋として2003年に発足し、2019年にはチンドン屋日本一を決める全国大会で優勝しました。

おととしからは、新型コロナで失われた活気を取り戻そうと、イベントを定期的に開催。

20年間、地域のために走り続けてきた宮田さんでしたが、実は今年、7月までの3か月間、活動をストップしていました。

(宮崎花ふぶき一座 宮田わかな座長)
「『やらなくちゃいけない』みたいなマンネリではなくて、チャレンジとか一個の物に対して集中して何を見せたいのかとか、どういう表現をしたいのかとか、もっともっと練りこんで人に見せるという時間を作りたいなという気持ちがあって、流れ作業ではなくて」