山梨県甲斐市の保育園で2020年、倒れたドアのガラスが園児にあたり傷痕が残ったとして、両親が甲斐市におよそ1500万円の損害賠償を求めた訴訟で甲斐市側は法的責任を認めました。

甲斐市を訴えた損害賠償訴訟の法廷 30日 甲府地裁


訴えを起こしたのは甲斐市の元園児の両親で、2020年1月、甲斐市内の保育園で倒れたドアのガラスが近くにいた園児にあたり、頬や口に傷痕が残ったとして、甲斐市におよそ1500万円の損害賠償を求めています。

30日に開かれた口頭弁論で両親側はドアの設置や管理に重大な欠陥があったと主張しました。またドアが倒れた詳しい原因を説明するよう求めました。

甲斐市役所


これに対し甲斐市側は法的責任を認めましたが、金額が妥当ではないとして、賠償について争う姿勢を見せました。

次の口頭弁論は10月12日に開かれます。