諫早市は、ふるさと納税を寄附した人に返礼品を送る代わりにひとり親家庭などに米を届ける取り組みをスタートさせました。


諫早市によりますと、市外からふるさと納税を寄附する人が「子育て世帯向け返礼品」を選んだ場合、寄附者に返礼品を送る代わりにひとり親家庭など子育て支援の必要な家庭に地元のNPO法人を通じて米を届けます。届けられるのは寄附金1万5千円につき3世帯分にあたる4500円相当の米9キロです。

(諫早市ふるさと納税推進室 吉岡健治 室長)

「諫早市を応援したいという寄附に加えて、困っている方々、今回はひとり親世帯になるんですけれども、そういった方々も支援できるという、ひとつの寄附でふたつの貢献ができるということになっているので、そういった気持ちがある人に寄附をしていただければ」

ふるさと納税を通じてNPO法人と共同で直接支援を行う取り組みは県内で初めてで、諫早市では今後、寄附の状況を見ながら他の返礼品に広げていくことも検討しているということです。