宮城県山元町の排水処理場で、門の壁に設置されていた銘板がなくなっていたことが分かりました。町内では7月、震災遺構・中浜小学校でも校銘板が盗まれる被害があり警察が窃盗の疑いで捜査しています。

銘板がなくなっていたのは、山元町坂元にある磯農業集落排水処理場です。

町によりますと、8月8日、排水処理場の維持管理をしている業者が点検に向かったところ門の壁にある施設名の銘板がなくなっていることに気づきました。なくなったのは、縦20センチ横150センチの青銅製の銘板です。

壁には工具を使って取られた跡があったということで、町は8月13日に警察に被害届を出しました。去年6月の時点では銘板は確認されていましたが、2か月後の去年8月に撮影されたとみられるグーグルマップの写真画像では銘板が写っていなかったため、町はこの期間に盗まれたとみています。

町内では震災遺構・中浜小でも7月、アルミ製の校銘板が盗まれる被害があり警察は、窃盗の疑いで関連などを捜査しています。