新潟県柏崎市の桜井雅浩市長は22日、東京電力の小早川智明社長と面会し、柏崎刈羽原発7号機の再稼働について「要請があれば応じる」と述べ、再稼働を容認する条件が整ったとの認識を初めて示しました。

柏崎市役所を訪れた東電の小早川智明社長は「7号機の再稼働が見通せる状況になった段階において、廃炉を含めた最適な電源構成の検討状況についてご説明させていただきたい」と述べた上で、「6・7号機の再稼働後、2年以内に1~5号機に関して、廃炉を含む道筋をつけたい」と話しました。

柏崎刈羽原発をめぐっては、柏崎市の桜井雅浩市長が再稼働の条件として、廃炉計画の明確化など7つの項目を提示していて、東電に回答を求めていました。

回答を受け桜井市長は…

柏崎市 桜井雅浩市長
「東京電力から再稼働の要請があった折には、『要請に応えられる段階に至った』と表明する」

東電の回答を評価し、再稼働を容認する姿勢を示しました。