不登校の子どもたちなどを支援するため、フリースクールや熊本市の教育委員会などによる初めての協議会が開かれました。
協議会には、教育委員会の担当者や民間のフリースクールの代表など約30人が参加しました。

熊本市では不登校や病気などで年間30日以上の欠席がある小中学生はこの3年間で2倍に増え、全体の約6パーセントを占めます。しかし、このうち約1割は何の支援ともつながっておらず、フリースクールとの連携強化を図ろうと初めて開きました。
【熊本市で年間30日以上欠席の小中学生】
2020年:1863人 → 2023年:3694人(約2倍に)
出席者からは、フリースクールへの財政支援や子どもたちに関する学校との情報交換の場を求める声が上がりました。
一般社団法人『子どもの学びを支える熊本県民の会』加藤千尋 副代表「人件費などいろいろな経費を削らざるを得ない。スタッフがボランティアという形で何とかやっているのが現状」

熊本市教委などは、今後も定期的に協議会を開く予定です。