子どもたちが新潟をより良くするための提案を発表する『にいがた子供会議』が県議会で開かれました。
県議会の議員が普段使う立派な席に座る子どもたち。
【子どもは】「ふかふかでリラックスできる」

20日に開かれたのは県内の小・中学生およそ40人が参加した『にいがた子供会議』です。
子どもたちに地域の魅力や課題に関心をもってもらおうと日本青年会議所 新潟ブロック協議会が主催しました。

これまで子どもたちは、観光・防災・エネルギーの3分野で県内にどんな魅力や課題があるかグループに分かれて研修。その内容を議場を使って発表します。

【子供議長 余湖絃香(よご いとか)さん(中三)】「ただいまからこども会議を開会いたします。本日は新潟県の子どもの代表として、”こんな新潟にしたい”をテーマに発表していただきます」

観光地 佐渡の海のごみが課題だと発表したグループの提案は…
【観光グループ】「ごみ拾いと別のイベントを掛け合わせた企画の実施です。例えば、ごみ拾いに参加すると佐渡金山の入山料金の割引券をもらえるようにしたり、ゴミ拾いだけではない楽しみを知ることができると考えられます」

また避難所となっている学校が被災した場合の提案として…
【防災グループ】「学校を補強工事する。地下鉄を作り逃げ込めるようにする。避難専用の施設をつくる…」

子供会議を通して地域の将来を担う小・中学生が地域の魅力や課題を自分事として捉えていました。
【子供議長 余湖絃香さん(中三)】「きょう、来て年齢が低い子もいたので、そういう子が災害とかエネルギーとか観光について若いうちから考えることで、より良い意見とか解決策が見つかればいいなと思います」

 
   
  













