「打ち損じが少なくなった」得点圏打率セ・リーグ1位の佐藤選手
―――続いて、佐藤輝明選手。17日の試合は3安打2打点。得点圏打率がセ・リーグ1位の3割3分3厘。8月の月間打率は3割3分9厘でホームラン4本、打点12。『打ち損じが少なくなった』ということのようですね?
「夏場にピッチャーが疲れてくると、両コーナーへ厳しく投げられなくなったり、高低についても投げミスが増えたりします。佐藤のバッティングが変わったというよりも、そういった“投げミス”への打ち損じが少なくなりましたね。相手ピッチャーも全体的に調子が落ちていて、ボールの“キレ”がなくなったので、ファウルになるようなボールにバットがしっかり当たるようになりました。去年の夏の、非常に状態が良かったときの感覚を覚えているのかなと。『ここから状態を上げないと数字が伸びない』という、“1年間の野球のリズム”がわかってきたのかなと思います。しかし守りの方が…」