角田選手の「巴投」に安住アナが志願

続いては、必殺技の巴投を安住アナが受けることに。
角田選手から「大丈夫ですか」と心配されるも、「大丈夫です。でもマットのある所に落としてくださいね」と笑いで返す余裕も見せていた。

「行きます」と角田選手が巴投をかけると、安住アナはきれいに宙を舞い一回転。

背中で着地し、息を切らしながらも「滞空時間短いですね。意外とすぐ落ちちゃうんですね」と感想を口にし、さらに巴投の“おかわり”も願い出た。
今度は素直に投げられるのではなく、抵抗し粘ってみたいとのこと。
「一応私、81kg級だから。永瀬選手と同じクラス、体重だけは」とパリ五輪で2大会連続金メダルを獲得した柔道・永瀬貴規選手の名前を出して、気合で臨んだ。

「お願いします!」と始まった組み手。
最初は力強く角田選手の襟をひっぱり、スタジオから「お~」と驚きの声も。

しかし粘りもつかの間、わずか5秒で巴投を決められてしまった。
笑顔の角田選手に、安住アナは肩で息をしながら「軽い交通事故に遭った気がします」と完敗宣言しながらも「でも技が決まると面白い」と“一本勝ち”の魅力を口にした。

今度は技をかける側にとすすめられた安住アナ。
受け手役として登場した元柔道の日本チャンピオン大山峻護さん相手に、見よう見まねで「支え釣り込み足」をしかけ、見事一本!さらには背負い投げでも一本!
角田選手から「上手でびっくりした」と言われると、「じゃあ大外刈りも」とノリノリ。
「うぉ~ヨイショ!!」とこれも見事に決めると、ふらふらになりながらも「気持ちいい」と一言。

松田里奈さんも角田選手に教えてもらいながら「大外刈り」に挑戦。
一発で大山さんを倒すと「できました!楽しいです」と大喜び。

「技が決まった瞬間の気持ちよさはすごい」と興奮気味に話した。

大山さんの見事な受け身と角田選手の指導のお陰で、それぞれが一本の喜びを知ることができた“体験入部”。角田選手は「たくさんの人に柔道を始めてほしい」と話していた。