ロシアとウクライナの間で部分的な停戦を目指す交渉が、今月行われる見通しだったものの、ウクライナによる越境攻撃の影響で見合わせることになったとアメリカメディアが報じました。
ワシントンポストは17日、ロシアとウクライナの間で電力などのエネルギー施設への攻撃を互いに停止するための交渉が今月、仲介国のカタールで行われる見通しだったものの、ウクライナが行ったロシア西部クルスク州への越境攻撃の影響で見合わせることになったと報じました。
外交筋によると、ロシア側が延期を伝え、「交渉を打ち切るのではなく時間が必要だ」と説明したということです。
一方、ウクライナ大統領府は「交渉は中東情勢の影響を受けて延期となったものの、今月22日にオンライン形式で行われる」としています。
ロシアは巡航ミサイルなどでウクライナの電力施設への攻撃を続ける一方、ウクライナもロシアの石油関連施設に対しドローン=無人機を使って打撃を与えています。
こうした中、ロイター通信によりますと、ロシア外務省のザハロワ報道官は18日、ワシントンポストの報道を否定しました。
ウクライナとロシアの間でエネルギー施設などへの部分的な攻撃の停止をめぐる交渉が予定されていたなどとの報道について、「直接的にも間接的にも、交渉はなかったし、いまも行われていない」と指摘しました。
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