非常に強い台風7号は17日未明、福島県内に最も近づき二本松市では道路わきの土砂が崩れる被害がありました。
台風7号は17日未明、福島県内に最も接近しました。
降り始めからの雨の量は二本松市で142ミリ、飯舘村で124・5ミリなどとなっています。
この影響で二本松市戸沢では17日未明、道路の法面が長さ10メートルにわたって崩れているのが確認されました。けが人はいませんでした。
二本松市では17日午前4時までに8月の観測史上最大となる1時間に52ミリの非常に激しい雨を観測しました。
相馬市では17日午前2時半ごろ、雨どいの掃除をしていた50代男性が脚立から落ち両足に軽いけがをしました。
16日いわき市全域に出された「避難指示」と南相馬市で出された「高齢者等避難」は17日朝に解除されましたが、福島県内では自主避難所も含め一時およそ300人が避難しました。
【浦部智弘アナウンサー】
「台風の影響で遊泳禁止となった薄磯海水浴場に来ています
風も強く、海も荒れていて波がかなり高いです」
また17日は今シーズン開いている県内の海水浴場8か所すべてが遊泳禁止になりました。
【薄磯海水浴場 海の家店主】
「台風で全然来なかったのでがっかりしています
18日で終わりなので、天気が良くて海が良ければ海水浴に来てもらいたい」
福島県内は17日夜と18日午後は大気が不安定な状態が続いていて、気象台は土砂災害などに警戒するよう呼びかけています。