台風7号は千葉県の太平洋側を非常に強い勢力で北上しています。雨と風の状況はどうなっているのでしょうか。(8月16日「Nスタ」午後6時30分すぎの放送より)

台風7号 約1800戸が停電 風速との関係も

山内あゆキャスター:
台風7号の現在の様子と、今後の見通しを気象予報士の森田さんにうかがいます。

森田正光気象予報士:
台風は日本列島から200キロくらい離れています。関東に回り込むような形で雨雲が入ってきていて、強いところでは雨が激しく降っているという状況です。

山内キャスター:
東京電力によると、午後6時時点で千葉・埼玉・茨城の約1800戸が停電しているということです。

「ウェザーニュース」によると、停電は風との関係があるということです。

▼最大瞬間風速が20m/sを超えると、倒木などで電線が切れてしまい、停電被害が出始める。

▼最大瞬間風速が25m/sを超えてくると、その地域の約5分の1が停電してしまうということです。(※瞬間停電含む)

今の暑さの中で停電してしまうと、クーラーも止まってしまって大変ですよね。

森田さん:
今回の台風で20m/s以上の風が吹いたところがあるので、それが千葉県内での停電に結びついたんだろうと思います。

ただ、25m/sを超えているところはありません。前回の房総半島台風では、大規模な停電がありましたが、今回はそのようなことは考えにくいと思います。

山内キャスター:
最近は台風に備えるのが早くなったように感じます。

日比キャスター:
事前の準備ができるようになってきている印象も受けますね。