12年ぶりに新しい漁船が2隻増えた沖合底びき網漁業の船団が下関漁港から一斉に出漁しました。

下関沖合底びき網漁業は長崎県対馬周辺から萩市見島沖の海域で2隻1組で操業し昨シーズンまでは10隻でした。

今シーズンは、12年ぶりに2隻の新しい漁船が加わり、あわせて12隻で、操業することになりました。捕れる魚は22年連続日本一の水揚げを誇るアンコウをはじめアカムツやタイなどさまざまなです。

去年の水揚げ量は、10隻で3621トンでした。

記録が残る全盛期の1989年ごろと比べると水揚げ量で15%程度に水揚げ額は40%程度にまで落ち込んでいます。

山口県以東機船底曳網漁協 宮本洋平組合長
「操業を5月までやりとげればですね(2隻増え)自然的に漁獲量はついてくると思っていますのでまず安全操業第1でやりたいと思っています。はい」


操業は、来年5月までで2隻増えた今年は、去年を上回る4500トンの水揚げを目指しています。