今年1月に脳梗塞を発症し、今月11日に高座復帰を果たした落語家の三遊亭円楽さん(72)が軽度の肺炎のため、入院したと所属事務所が公式ホームページで発表しました。事務所関係者によりますと、円楽さんはその他に症状はなく、会話もできる状態で、今後は治療以外の検査も含め、大事をとって、約2~3週間程度入院する見通しとのことです。なお、今月30日に開催を予定していた「三遊亭円楽独演会」については中止が発表されました。



三遊亭円楽さん



【所属事務所 公式ホームページより引用】

落語家 三遊亭円楽に関するお知らせ(入院のご報告)

このたび、三遊亭円楽が、軽度の肺炎のため入院をいたしましたことをご報告申し上
げます。
 8月26日に、本人が息苦しさを感じて主治医による検査を受けたところ、肺炎であ
ることが判明いたしました。その他に症状はなく、食事も摂れ顔色も良いのですが、治
療以外の検査も含め、大事をとって約2~3週間の入院となる見通しです。
 先日、国立演芸場8月中席公演にて高座復帰を果たしたばかりで再び入院となりまし
たことは、誠に残念でなりません。次に高座に上がれる日に向けて、治療に専念いたし
ます。

 円楽が、国立演芸場の高座にて「死ぬまでやります」と宣言し、我々も全力でサポー
トして参る所存ですが、毎度関係者の皆様にご迷惑をおかけしてしまうことは、大変心
苦しく存じます。
 円楽本人も、「俺が動くことで色んな人に迷惑かけちゃうな…」「やめたほうがいいの
かな?」と言っているのを、励ましながら復帰したところでした。
 落語家として、どこまでを見せていくのか?ということについては、本人も、我々身
内やスタッフも、常に悩み続けております。厳しいご意見もいただきますが、「死ぬま
でやる」と決めた以上、その目標に向けてできる限りのことをさせていただきたいです。
 各イベント主催者様、関係者様には、今後も都度ご相談をさせていただきながらの出
演となりますことを、改めましてお詫び申し上げます。

 なお、弊社主催の「三遊亭円楽独演会」(8月30日)は開催を中止とさせていただき
ます。ご来場予定のお客様には、別途ご案内いたしますので、ご確認をお願い申し上げ
ます。

【担当:芸能情報ステーション】